2012-02-10 22:47:12
フロントフードラッチ
'67年までのビートルのフロントフードロックメカニズムはフロントフード裏にあるラッチのロックピンがボディー側の取付けられたロックメカニズムに納まるのみでしたが、'68年以降に採用されたフロントフードラッチにはレバーが新設され、ロックピンを解除してもレバーがボディーに引っ掛かって開かないようになりました。そのためボタンを押してレバーを解除してから開ける必要があります。
フロントフードも'68年から短くなることから、それまでのモデルに比べて走行風で巻き上がる風の影響も考慮してなのでしょうか?
そんなボタンに設けられたツバが半分近く欠けてしまっていました。
そこで割れや欠けのない状態の良い物を旧ガレージ(今は置き場と化した?)にてGET!
問題のレバー部分を分解。
スプリング等に若干の変更点があるようです。
以前ご紹介したBOMORO vs KIEKERTのように製造メーカによる違いではなさそうなので、当初備わっていたスプリングにて組み込む事にしました。
レバー部分を外したのにはもう1つ理由があります。
レバー部分が押し出す事によって出来た歪みです。
手元にあったものは2個共同様の状態でしたので高山鈑金にて修復。
それら全てを元通り?いや、気持ちのいい状態で組み込んで取付の準備完了。
<<ガイドチューブの交換
|
何色? >>